
大人ニキビの特徴
大人ニキビの特徴としては生活習慣が乱れた時、ストレスが重なった時、過剰に皮脂が分泌されるなどし、頬やあごなどを中心に、フェイスライン(首)にできやすくなります。一方皮脂の分泌量が多い思春期はTゾーンを中心にお顔全体、広範囲にニキビができやすくなってきます。
思春期ニキビ・大人ニキビの特徴の違い
まず思春期ニキビですが、先述したように大人ニキビとはニキビができる場所が違います。過剰な皮脂の分泌により、おでこから鼻にかけてのTゾーンや、こめかみや頬のあたりなど、皮脂腺の多い部分にできやすいのが特徴です。心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
大人ニキビは頬から口もと、あごにかけてのUゾーンやフェイスラインに多く、顔以外では肩などにできることがあります。いずれも汗腺が少なく、乾燥しやすい部位というのも特徴の1つと言えるでしょう。思春期ニキビであっても、大人ニキビであっても繰り返しできてしまうニキビに関しては、しっかりとニキビの原因である過剰な皮脂分泌を抑制することが大切です。
できやすい場所とその原因
「あご周辺」
大人ニキビの一番できやすい場所として「あご周辺」が挙げられます。あご周辺は汗腺が少なく乾燥しやすいため、乾燥をカバーするためにより多くの皮脂を分泌することから、毛穴づまりを起こしやすいのです。また頬杖をつく、口元を覆う、マスクやマフラーなどあご周辺は手指で触れる機会の多い部位のため、手指や衣類を介して雑菌が肌に侵入し、炎症やニキビを引き起こしたりもします。
「口元」
口元も頬同様、乾燥しやすい部位です。また皮膚が薄い為、ニキビができてしまうと悪化しやすいという側面もありますので、口元のケア、クレンジングなどは念入りに行うようにしましょう。